中国上海、昆明、成都出張時にテレコムスクエアさんが運営されているeSIMスクエアのサービスを利用してみました。
最近増えてきたeSIMサービスで、スマホにeSIMを設定し現地でデータ通信が利用できるようになります。
eSIMとは何か?
eSIMとは「embedded SIM」の略で、物理的なSIMカードを挿入することなく、デジタルで通信プロファイルをダウンロードできる技術です。
最新のiPhoneやAndroidスマートフォンの多くがこの技術に対応しており、海外旅行者にとって、ケースを外してSIMトレーをピンで開けてSIMカードを入れ替える必要がありません。すべてスマホの操作で完了します。
特にiPhone XS以降の機種やGoogle Pixel 3以降、Samsung Galaxy S20以降のモデルはeSIM対応機種として知られています。
eSIMスクエアは中国でも使える?
eSIMスクエアは、中国でも問題なく使えます。中国で利用するための手順は非常にシンプルです。まず公式サイトでアカウントの登録を行います。
次にデータプランを選択し購入します。支払いはクレジットカードなど利用できます。購入後に登録したメールアドレスにQRコードが送られてくるので、スマホの設定からモバイル通信でQRコード読み込んでプロファイルの設定をしておきます。

購入後送られてくるQRコード付きのメール。
現地到着後にeSIMをオンにしてデータローミングもONにすれば、現地でデータ通信が利用できます。eSIMについては、どのサービスもほぼ設定方法は同じになります。

eSIMスクエア開通後の画面
データが足りなくなったら、eSIMスクエアのサイトからリチャージも可能です。
また、中国のような独自のインターネット環境を持つ国では、通常はGoogle, LINEなどは利用できませんが、eSIMスクエアのeSIMは中国でもGoogle, LINE, YouTubeの視聴も問題ありませんでした。
eSIMスクエアを中国で使ってみた
今回、上海、昆明、成都滞在時にiPhone 13miniにeSIMをインストールして滞在時使用しました。
キャリアはTransatelというところ。アプリで通信速度を測定したかったのですが、エラーで測定はできませんでしたが、データ通信は安定し問題なく、昆明から離れた場所でも利用できました。
ただ、PCとのテザリングができなかったのでYouTube視聴専用で利用していました。利用上特に問題なかったので、次回出張時も利用する予定です。
日本企業ですので安心ですし、通信設定など苦手な方にもサポートもあるのでおすすめです。
公式サイト:eSIMスクエア