海外旅行や出張の通信手段として人気の「eSIM」について、人気の海外eSIMサービスを4つ厳選してまとめてみました。
そもそもeSIMとは?
eSIMとは「embedded SIM(埋め込み型SIM)」の略で、スマホに内蔵されたデジタルSIMです。物理SIMカードの差し替えが不要で、スマホだけで通信契約・開通が可能です。
- SIMカード不要、即日開通
- 出発前に日本で準備OK
- 複数のeSIMをスマホに登録可能
iPhone XS以降やPixel、Galaxyなど、主要スマートフォンが対応しており、海外渡航者にとってはおすすめの通信手段になっています。
設定は簡単でモバイル通信でSIMを追加するメニューからQRコードを読み込んで、指示通り設定します。そして、海外ではデータローミングをONにすればデータ通信をできるようになります。
海外eSIMの選び方
eSIMを選ぶ際のポイントは以下の通りです。
- 料金とプラン(通信料と期間)
- 日本語サポートがあるかどうか
- テザリングができるか(複数の機器でデータ通信をされたい方)
それでは、これらを満たすおすすめのeSIMサービスを4つご紹介します。
海外eSIMおすすめ4選
1. Airalo(エアロ)|世界190か国以上に対応
おすすめ度:★★★★★
料金:5ドル~(1GB/7日)
特徴:アプリで即購入・即設定、国別・地域別・グローバルプランあり。紹介コード「IOHIPR5043」使用で3.00USD分のクレジット付与。
下記国で無料お試しが可能
・中国
・日本
・ギリシャ
・ポルトガル
・スペイン
・トルコ
・イギリス
・アメリカ
世界中で利用できる旅行者向けeSIMとして定番。使い方も簡単で、英語アプリながら直感的なUIで初心者でも安心。特にアジアや欧州方面に強い通信品質を誇ります。国により無料お試しもあります。テザリングも利用できます。
公式サイト:Airalo
2. eSIMスクエア|日本語で安心・使いやすい
おすすめ度:★★★★☆
料金:1GBあたり数百円から(国により異なる)
特徴:完全日本語対応、購入~設定までガイドあり、決済も日本円でOK
eSIMスクエアは日本人ユーザー向けに設計されたeSIM販売サイト。日本語ガイドやサポートが充実しており、海外eSIMに不安のある方に特におすすめです。中国ではテザリングができませんでしたが、国によりできるようです。
公式サイト:eSIMスクエア
3. amazonなどネットショップでSIMを買う
おすすめ度:★★★★☆
料金:1GBあたり数百円から(国により異なる)
特徴:日本語対応、各ネットショップで決済。サポートもある。
amazonやYahooなどネットショッピングでeSIMも買えるようになりました。旅行日程が決まっている人は料金を比較して利用してみてもいいと思います。テザリングができるかは購入されるSIMカードに書かれていると思います。
・amazonでeSIMを検索
・楽天市場でeSIMを検索
・Yahoo!ショッピングでeSIMを検索
4. 携帯キャリアのローミングサービス
おすすめ度:★★★★☆
料金:データ容量内なら無料(容量制限あり)
特徴:ahamoと楽天モバイルユーザーは、追加のeSIM購入なしでデータ通信が可能です。両社とも海外利用でもテザリングはできます。
特徴:
・追加料金が比較的リーズナブル
・既存の契約を活用できる
・手続きが簡単
注意点:
・楽天モバイル:2GB/月まで
・ahamo: 30GB内の利用が可能。ただし、連続利用できるのは15日間。15日間経過後の日本時間0時以降は、通信速度が128kbに制限される。
上記以外に予備の回線としてFirsty(ファースティ)もあります。一定時間の広告視聴で無料でデータ通信ができます。無料プランで月間100MBまで使えるため、現地SIMが不調のときの予備回線としていいかも。
海外eSIMに関するよくある質問
Q. オフラインでもeSIMは設定できる?
A. 初期設定にはインターネットが必要です。出発前にWi-Fi環境で設定しましょう。
Q. SIMロックがかかっているスマホで使える?
A. 使えません。eSIMはSIMフリー、もしくはロック解除済の端末が必要です。
Q. 一度削除したeSIMは再発行できる?
A. できない場合があります。削除しないよう注意が必要です。
まとめ|2025年の旅はeSIMでストレスフリーに!
旅行前にスマホにeSIMを設定しておけば、空港や現地でSIMを探す手間もなく、すぐに通信が使えます。今回紹介したサービスは、初心者にも安心して使えるものばかりです。
ちなみに私は海外渡航時はパソコンも持っていくので、テザリングもできるeSIMをなるべく選ぶようにしています。複数の機器を同時に接続する場合や同行者と共有したい場合はWiFiレンタルもおすすめです。
また、現地で通話もしたい場合は通話付きのSIMカードの購入がおすすめです。現地の空港で買う方法もよろしいかと思います。