楽天グループの株主になると受けられる特典「株主優待」。昨年からはじまった楽天モバイルの株主優待SIM。スマホの通信費用が1年間無料になるだけでなく、海外でも月2GBまでデータ通信が無料で利用できるという、海外旅行や海外出張の多い方にも嬉しい内容となっています。
この記事では、株主優待SIMの内容、申し込み方法、海外利用時のポイント、実際に使ってみた感想まで、わかりやすく解説します。
楽天モバイルの株主優待SIMとは?
楽天モバイルは、楽天グループが展開する通信キャリアで、月額料金の安さとシンプルな料金体系が特徴です。この楽天モバイルを無料または大幅割引で使えるのが「株主優待SIM」。
株主優待の概要をまとめてみました。
楽天グループ株主優待内容(2025年5月時点)
対象:
楽天グループ株を100株以上保有している株主(権利確定日は毎年12月末)
優待内容:
・楽天モバイル30GB/月が1年無料
・Rakuten Link Officeアプリ経由の国内通話が無料。
楽天優待のSIMは海外利用も可能
楽天グループの株主優待SIMは、70の国と地域で月に2GBまでのデータ通信が利用可能。日本にいるときと同じようにスマホが使えるので、海外でも地図アプリやメッセージアプリ、検索などが快適に使えます。
空港到着後、SIMの切り替え不要でそのまま使え、設定も自動でローミングONになることが多いです。2GBを超えると通信速度が落ちますが、課金なしでそのまま使えるのは◎
例えば、ちょっとした旅行で地図やSNSを見る程度であれば、2GBでも十分。渡航前にSIMカードを購入したり、現地でSIMカードを買う必要もありません。そう考えると非常にありがたい特典です。
楽天優待SIMの申し込み方法
まず、楽天グループの株を100株以上保有する必要があります。権利確定日は毎年12月末。保有していれば翌年の優待対象になります。
翌年の3月に株主優待サイトの案内が郵送されてきますので、専用サイトで株主番号と郵送されてきた書類に書かれているパスワードでログインして、申し込みします。申し込み際は、マイナンバーカードなど本人確認が必要です。
楽天の優待SIMを実際に使ってみた感想
私は10年以上楽天グループの株を保有(塩漬け状態(汗))しており、2024年からはじまった新しい株主優待から利用しています。
当初はサブ回線としてeSIMを申し込んで、iPhoneで使っていましたが、機種変や他のスマホで使うことになるとeSIMを再発行を株主専用サイトから申し込みが必要になります。
その場合、SIMが郵送されてくるまで1週間から長くて1カ月ほどかかるので、現在は、eSIMではなく、SIMを入れ替えるだけで利用できる物理SIMに切り替えて利用しています。
楽天モバイルの回線は、まだ通信速度は速くなく、場所によりデータ通信が安定しないので、サブの回線としての利用がおすすめです。特に朝と夕方の混雑時間と新宿など人が多い場所では通信自体ができないことがあります。(2025年5月現在)
Rakuten Link Officeアプリを使って国内は無料で通話ができるので、家族や友人以外で電話をかけるときに使っています。国内通話は安定しているので問題ないと思います。
海外での利用は、今度試したいと思いますが、海外利用でもサブ回線として利用すると思います。
楽天の優待SIMのまとめ
楽天グループの株を100株のみ保有していれば、優待で通信費と通話料が無料で利用できるのでお勧めだと思います。いつまでこの優待が続くのかはわかりませんが、この優待が続く限りは楽天グループの株は保有していたいと思います。