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コロナによる国際宅配便の状況(航空便、EMS, FEDEX, UPS, DHL)

私は輸入と輸出のビジネスをしていますので、海外への輸送も頻繁に利用しています。2020年に入って新型コロナウイルスの影響で国際輸送もかなり影響を受けています。

小荷物になるとEMS(国際郵便)やクーリエ(UPS,DHL,FEDEX,TNT,SF EXPRESSなど)もよく利用しています。今回は、各EMS(国際郵便)と各クーリエサービスの状況をまとめてみました。

*最新情報は、利用されるサービスのホームページでご確認ください。

航空便

まず、航空便ですが、経済活動が再開されていますが、コロナウイルスの影響で減便され、貨物スペースが少なく、向け地により運賃がかなり高くなっているようです。

そのため、海外の取引先で運賃着払いの場合(FOB, FCA)は、注文品の梱包明細を連絡し、運賃を確認しておくように伝えています。

EMS POST(国際郵便)

欧米向けは、一時期受付を停止していましたが、この記事を書いた8月4日現在、受付はしてくれますが、減便により輸送時間がかかる状況になっています。

私は、3月にドイツに送った荷物が4か月ほどかかって届くなど今だに混乱が続いていると感じます。このときは、郵便局に追跡調査を依頼するため書類を提出しましたが、返事も3か月ほどかかりました。

EMSの場合は、細かい追跡ができないので、欧米や郵便事情が悪い国へ出荷する場合は、事前に出荷を受け付けているか郵便局に確認しましょう。

EMSは他のクーリエ便に比べると安く便利ですが、システム上、延滞や未配達などトラブルが生じると解決まで時間がかかるデメリットがあります。

UPS,DHL,FEDEX(TNT)

EMSより運賃は高いですが、新型コロナウイルスの影響でもほとんどの国へ輸送してくれるので、小荷物はEMSの代わりに利用しています。

ただ、サービスにより運賃は新型コロナウイルスの影響で追加料金を請求されることもあるので、事前に見積もりを取っておきましょう。

また、安い運賃の輸送サービスFedExならEconomy Express, UPSならExpeditedなど向け地により、サービスが休止されていますので事前に確認しましょう。

以上が、8月4日現在の状況です。運賃は経費として比重を占めるため、運賃があがると原価があがり注文量が減るため、早く普通に戻ることを願うばかりです。

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