海外出張のときに不便に感じるのがWi-Fi(インターネット)の接続です。海外Wi-Fiルーターのレンタルや海外用USBモデムのレンタルサービスがはじまり選択肢が増えたのは個人的にはうれしいです。
iPhoneなどのスマホやiPadなどのタブレットが普及し、海外Wi-FiレンタルやプリペイドSIMカードが簡単に購入できるようになり、海外にいても日本との連絡がスムーズに取れるようになったり、日本のニュースをリアルタイムで見れるようになったので、仕事で海外へ出張する人にとっては、本当に助かります。
インターネットが普及する前は、日本との連絡はホテルからのFAXや電話しかなく、日本のニュースも数日遅れの日本の新聞を読んでいましたしね。
インターネットのサービスが始まり、Wi-Fiが普及する前は、ホテルの部屋の有料または無料LANサービスそしてiPassを使って接続をしていましたが、場所によっては安定しなかったり、急用でインターネットができる場所を探したりなど不便でした。それに比べると現在は、海外出張前に海外WiFiレンタルやプリペイドSIMカードなど、選択肢があり本当に便利になりました。
さて、このページでは、当サイトでおすすめしている海外でのWi-Fi接続方法の1つとして、海外WiFiルーターをレンタルできるおすすめ業者、選び方、料金計算方法などをまとめています。
海外WiFiルーターのレンタルサービスとは?
海外WiFiルーターのレンタルは、海外でも利用できるポケットW-Fiルーターのレンタルサービスのことです。
現地到着後にすぐにWi-Fi(データ通信)ができるように設定された状態でレンタルできますので便利です。使用説明書も同梱されています。
私は海外用W-Fiレンタルも通信手段の1つとして毎回レンタルしています。以下のページで海外Wi-Fiレンタルについてまとめてみました。
私がおすすめする海外WiFiレンタル業者

グローバルWiFiレンタル機器
海外用ルーターをレンタルしている業者はだいぶ増えていますが、現時点では、以下の2ブランドをおさえておけば十分です。
・Wi-Ho|ワイホー:海外用WiFiルーターのレンタル料金も安く、人気の国はほぼカバーされています。海外WiFiレンタルの料金は、ほぼ毎週更新しています。また利用者へのサポートも充実しています。海外用携帯電話のレンタル(貸し出し)サービスも充実しています。
・グローバルWiFi:周遊プランが充実。空港受取はほぼ全国の国際空港で可能。国別の料金最安値が多く、ほぼ毎週料金を更新し、国別の期間限定キャンペーンもよくやっていますので、利用する方は、必ず確認したい業者です。国内の国際空港以外に韓国、タイやハワイなど一部地域での受取も可能です。支払いは、海外WiFiレンタル業界唯一!コンビニ後払いにも対応。
※割引料金は「WEBで事前予約をした方のみ適用」になります。
2ブランドともサービスの特徴はほぼ同じです。レンタルサービスの特徴を以下まとめてみました。
海外WiFiレンタルの特徴は?
海外WiFiルーターをレンタルする場合の特徴についてまとめます。
ポイント
・海外用WiFiルーターをレンタルする場合、出発日から帰国日まで課金されます。ちなみにドコモなど海外パケット定額サービスは、利用日数で課金されます。
・WiFiルーターですと、iPhoneなどスマートフォン、ノートパソコンなど5台以上同時に接続できます。ノートパソコンとスマートフォンの複数機器の接続または、同僚など同行者がいる場合は、 1つのルーターで同時に接続ができるので通信費用が節約できるのは大きいですね。各海外WiFiレンタル業者では、500MB/日、1GB/日、無制限プランなど大容量プランもあります。
・WiFiルーターは、最近は10時間以上もつ機種も用意されていますが、機種により4時間ほどしかもたないので、各レンタル業者では予備のバッテリー(充電器)のレンタルも申し込み可能です。最近ですと、モバイル充電器が内蔵されているWi-Fiルーターもレンタルできます。
海外WiFiレンタルサービスは、使用していなくても、出発日から帰国日まで請求されますが、それでも海外パケし放題よりは安いのが最大のメリットです。
海外WiFiレンタルの申し込み方法と使い方

jetwi(ジェットファイ)のWiFiレンタル機器
海外WiFiレンタルの申し込みは、当日空港でも在庫があればレンタルできますが、出張前にネットで予約したほうが確実ですし、割引価格またはキャンペーン価格で申し込みができるのでお得です。お申し込み方法の流れを簡単にまとめると以下になります。
ポイント
1.WEBで申し込み(割引価格で申し込み)して、WiFiレンタル機器の受取(自宅、会社または空港)
2.スマホを機内モードにしたまま、Wi-Fiのみ使えるように設定し、現地到着後にレンタルしたWi-Fiルーターのスイッチを入れて、本体に表記されているSSIDを選択し、パスワードを入力すれば接続完了。
3.帰国後に空港または宅配便でWiFiレンタル機器を返却

成田空港カウンター
当日空港でレンタルする場合は、これら割引価格でレンタルできないので割高ですし、在庫がなければレンタルもできないデメリットを考えると上で書いたように出張前にネット経由でのお申込みがおすすめです。
海外WiFiレンタルの大容量プランと通常プランどちらがいいのか?
グローバルWiFiとWi-Ho|ワイホーでは、大容量プラン(データプラスプラン)と言って、1日500MBまでデータ通信ができます。1日1GB(1000MB)や無制限プランもはじまっています。
例えば、1日500MB以上のデータ通信ができるプランを申し込む場合、同行者や家族で1台のWiFiルーターを共有したい方におすすめです。通常プランですと、3日で750MBのレンタル業者が多いですが、1人で使う方でメール、ネット、LINE程度なら通常プランでも十分です。
データ目安は各レンタル業者のよくある質問で確認できますが、250MBの場合のデータ通信の目安量は、以下になります。
参考
・WEB観覧:約1,000ページ
・メール(300文字くらいで5KB):50,000回
・LINE : テキストのみで12万5000回
・LINE電話:約10時間
ブルーレイレコーダーに録画したテレビ番組やYouTubeなど動画を見るとデータ通信量が増えますので注意しましょう。どうしても動画を観たい場合は、スマホなどに保存していきましょう。ブルーレイレコーダーで録画した番組もPanasonicのディーガなど専用アプリでスマホに保存できる機種もあります。
海外WiFiレンタルの料金例
以下のレンタル料金例は、空港または指定場所で受取、空港で返却、補償料金を入れた料金例となります。
グローバルWiFi |
ワイホー |
|
---|---|---|
3G | 280円 | |
4G | 321円 | |
大容量500MB | 490円 587円(4G) |
488円(4G) |
大容量1GB | 510円(4G) | 588円(4G) |
無制限 | 576円(4G) | 688円(4G) |
*利用できる国は、公式サイトでご確認ください。
*別サイトになりますが、海外WiFiレンタルの比較サイトもご覧下さい。
注意ポイント
*上記シュミレーションは、2020年3月23日現在の価格です。
*補償パックは弁償代100%で計算しています。
*各業者はキャンペーン合戦をしており、上記シュミレーション例と同じ見積もりにならない可能性がありますので各サイトで正式な見積もりを確認してください。
海外WiFiレンタルはこんな方におすすめ

グローバルWiFiのレンタル機器
結論としては、以下の用途でしたらWiFiルーターのレンタルがおすすめだと思います。
メモ
・スマートフォンとPCなど複数の機器でネットやメールをしたい方
・SIMフリーのスマホを持っていない方
・日本語でサポートを受けたい方
・移動中もWiFiを利用したい方(地図アプリを利用したいなど)
・移動中に050plusなどのでIP電話を海外でも利用したい方
・安定したメール環境が必要な方。
・ホテルでWiFiする以外に他の接続方法を確保したい方。(複数のインターネット環境を用意しておきたい方)
・時差の関係で電話よりもメールやLINE、SKYPEを利用する方。
どのプランも申し込みページから訪問国、日程や利用するサービスを選択すれば、申し込み前にどのくらいの費用がかかるのかわかりますので、まずは、費用をシュミレーションしてみましょう。